Windows XPで無効化してはいけないプロセス

DNS Client
DNS名の解決が行われ、その結果がキャッシュに保存されることで、IPアドレスだけでなく、標準名を用いた通信も可能にする。


無効化すると、
コンピュータによるIPアドレスの取得機能を抑止するということを意味し、ウェブ閲覧がほぼ不可能になる。


Network Connections
ネットワーク接続やダイヤルアップ接続を管理するとともに、ネットワークステータスの通知や、設定といった作業を行う。


無効化すると、
ネットワークの設定が行えなくなるということを意味し、新たなネットワーク接続を作成することができなくなり、ネットワーク情報を必要とするサービスも機能しなくなる。


Plug and Play
新しいハードウェアを検出し、該当コンピュータでそれを使用できるよう、自動的に設定を行うようにするもの。
Universal Plug and PlayUPnP)はWindows XPを搭載したコンピュータが新しいネットワークリソースを検出するために用いるものである。UPnPはたいていの場合不要であり、気兼ねなく無効化することができる。またその場合、UPnPと密接に連携するSSDP Discovery Serviceも無効化することができる。〜


無効化すると、
コンピュータが不安定になり、ハードウェアの変更を検出することができなくなる。


Print Spooler
システムにおけるすべての印刷アクティビティを管理するもの。


無効化すると、
ローカルPC上で印刷を行うことはできない。


Remote Procedure Call(RPC)
プロセスを他のプロセスと、そしてネットワークを介して互いに通信を行うよう管理しているもの。


無効化すると、
システムが起動しなくなる。


Workstation
Microsoft Networkサービスによって検出されたリソースとの接続および通信を可能にするもの。


無効化すると、
コンピュータはリモートのMicrosoft Networkリソースに接続することができなくなる。


Network Location Awareness(NLA
ネットワークの設定情報や位置情報を収集、保存し、そういった情報が変更された際にアプリケーションに通知する責任を負っている。


無効化すると、
無線ネットワークの接続機能および利用機能が正しく動作しなくなる。


DHCP Client
コンピュータのネットワーク接続を簡単に行えるようにするサービスである。


無効化すると、
ネットワーク上にあるWindows XPシステムそれぞれに対して手動で静的なIPアドレスを設定しなければならなくなる。また、WINS情報を始めとするその他のパラメータの設定にDHCPを用いていた場合、その情報も手動で設定しなければならなくなる。


Cryptographic Services
更新自動プログラムに使用するAutomatic Updates
Windowsファイルの署名を確認するCatalog Database Service
信頼されたルート証明機関の証明書を追加/削除するProtected Root Service
証明書の取得を支援するKey Service
Task Managerの一部の機能


無効化すると、
Automatic Updatesが機能しなくなるうえに、Task Managerだけではなく他のセキュリティメカニズムにまつわる問題も発生する


Automatic Updates
更新自動プログラムに使用する


無効化すると、
セキュリティ更新が新たにリリースされても自動的にインストールされなくなってしまう。


Windows XPで無効化してはならないサービス10