属性とつきあわないといけない

医師に貼り付けられた属性が、「冷淡で高慢」ならば、冷淡さにつながる状況、たとえば「否定」というカードを、交渉の場から追い払う努力をしないといけないし、たとえば「診察室の外で、患者さんを気遣う」みたいな、ごくささやかな「やさしさの演出」から、極めて大きな効果を得ることも出来る。


自分に背負わされたステレオタイプを理解して、それを生かした振る舞いをすることは、「科学的」には意味がないけれど、きっと実社会で「うまくやる」役に立つのだと思う。


属性が事実を編集する